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冷やし中華はじめました…。

by たまさぶろ

「書き手になりたい」と聞く機会が、やたら減った。「書く」ことで食べていける時代ではなくなったことを象徴しているのだろう。

学生に将来の志望を訊ね「新聞記者になりたい」、「編集者になりたい」、「出版社に勤めたい」と答えが返って来ることもなくなった。昭和後期、私の身の回りには、そんな輩が溢れていたような気がする。二十一世紀の今となっては、出版業界は斜陽産業であり、新聞社もいったいいつまで存在するか疑問視される時代。

最近はWEBへの原稿が多いせいだろう、今でも時折「ブロガー」と呼ばれることあれど、実は「ブログ」と呼ばれる書き物は、これまでどこにも書き込んでいない。「食べログ」が唯一、私が「書き込み」系として使用するメディアであり、下らぬ戯言を書き連ねる「ハンドルネーム」を「たまさぶろ」としたことで、今ではすっかりBAR評論家としてのペンネームとして、ひとり歩きしている。

そもそも大昔、光文社の『週刊宝石』という週刊誌で丁稚奉公を始めて以来、駄文ばかりを生み出しているものの、自身をプロの書き手だと捉えている。つまり、無償で文字を書き連ねる作業は「受けない」主義だ。肩書も一応「BAR評論家」と名乗り、「エッセイスト」にもOKを出している。ブログを書いていないのだから、「ブロガー」ではない。

それでも今回、なぜ「ブログ」に手を染めたかと言えば、SNSに呟くような「原稿」に値しない戯言を書き残す場を持ちたかったからだ。これまで、どのブログ・ツールを使用するのか、まったく見極めが効かず、逡巡しているところに、信頼できる筋から「g.o.a.t」を勧められたからだ。

まずは試運転として初回分を書き連ねてみた。おそらく、読み物に値するような文章は、ここに書き記されることはない。ただの日常の愚痴レベルになるに違いない。BARで酔っ払って収めたカクテルの写真ぐらいは掲載されるだろう。しかし、それ以上でもそれ以下でもない文章になる。

初回から、やや愚痴めいたスタートなれど、これを所信表明としたい。うむ、これだけの文字数を書き込むだけでも、いつも産みの苦しみを味わっているメルマガの導入部にすべきだったかとも思う。果たして2回目があるのか、またはいつまで続くか…本人もまったく見通しを持たないので、立ち消えになったとしても悪しからず。

そんなわけで、ブログはじめました…。


たまさぶろ
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